現在の日本では9割が仏式葬儀であり、残りの1割がキリスト教式、神葬祭、そのほかの宗教によるお葬式です。無宗教や自由葬などもそのほかに含まれます。仏式葬儀は、通夜が始まる前に親戚が集まった時に納棺を行い、花を添えて式場装飾の確認をします。手伝いをしてくれる世話役に挨拶をすませて、来てもらった僧侶にお礼を述べるのが一般的です。僧侶へのお布施は通夜の始まる前、もしくはすべて終わった後と分かれますので確認しておきます。
一般的にお布施の相場は30万円くらいからです。翌日は葬儀と告別式が行われ火葬します。仏教では何回も法要を重ねることで故人が浄土へ旅立てると考えます。そのため、初七日にはじまり三回忌や七回忌などと続いていくのですが、現代では法事の度に何度も集まるのが困難ですから、火葬場から帰ってきてから初七日の法要まですませることがほとんどです。